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過去の特別展

金沢卯辰山工芸工房 平成20年度特別展

「ガラス・光と色と」

会期 2008年10月4日(土)~11月3日(月)
開館時間 午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館日 毎週火曜日
入館料 一般300円(250円) 65才以上200円 高校生以下無料
( )内は20名様以上の団体料金
会場 金沢卯辰山工芸工房 展示室2階
主催 (財)金沢芸術創造財団 金沢卯辰山工芸工房

金沢卯辰山工芸工房は、金沢市内に位置する卯辰山の麓にあり、常設展示「卯辰山のやきもの」では、江戸後期以降、昭和30年代まで、卯辰山に築かれた窯で制作されたやきものに関する作品を展観しています。卯辰山には、文化年間、京都の青木木米が招かれて藩営の春日山窯(文化4年~文政初年頃1807-1820?)が築かれ、古九谷廃絶後の加賀の地での、製陶再興のさきがけとなりました。その春日山窯が廃窯されたのを惜しみ、加賀藩士武田秀平が『民山』の陶号で築いた窯が民山窯(文政5年~弘化元年1822-1844)です。

武田秀平は、姫路藩士花井四郎兵衛の11男で、多芸多才で京都で活躍していたところ、文化11年(1814)に加賀へ招かれました。12代藩主前田斉広(なりなが)のもとで、加賀藩御細工所の御細工者小頭並に召し抱えられ、また、斉広の隠居所となる竹沢御殿造営方や、金山方主付などを勤めました。書画・木彫および埋物細工・蒔絵・陶芸などに長じ、里見町の自邸に工房を持ち、多数の職工の養成もしました。『友月』『岷山』『景雲堂』などの号を用い、特に木彫に独自の優れた技を持ち、その技量は現在では、成巽閣謁見の間の彩色豪華な欄間や、硯箱などの調度品に見ることができます。

民山窯では、当時精鋭の工人、下地師の山上屋松次郎、絵付師の任田屋徳右衛門とその子徳次や、鍋屋吉兵衛らと共に仕事をし、絵付は自邸に錦窯を設けて、磁器による色絵の優美精良な鉢、皿、徳利などを製作、加賀以外の地域にも流布していたようです。中国風文様や写生風草花などが独特のデザインで表現され、作品には『民山』の銘が記されています。弘化元年(1844)、秀平は没し、民山窯はその業を閉じます。色絵作品の中でも、金彩を加えた赤絵細描の技法は、赤絵九谷の先駆となり、山代の宮本屋窯(1832-59)の八郎手にも受け継がれています。

今年度の特別展では、民山窯を開窯した武田秀平という多芸多才な人物に焦点をあて、民山窯のやきものの他に、あまり知られていない木彫の作品など、約25点を展示いたします。江戸後期の加賀の時代背景とともに、加賀の工芸の魅力に触れることのできる機会となれば幸いです。

問い合わせ先

金沢卯辰山工芸工房
〒920-0832 金沢市卯辰町ト10番地  TEL 076-251-7286  FAX 076-251-9113
http://www.utatsu-kogei.gr.jp

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金沢卯辰山工芸工房

〒920-0832 石川県金沢市卯辰町ト10 TEL:076-251-7286 FAX:076-251-9113